シューゲイザーってなに?
みなさんこんにちは!
今日はみんな大好き(?)シューゲイザーの世界についてお話ししていきます!
シューゲイザーって結局なんなの?という方やシューゲイザーのアーティストを知りたいという方はぜひこの記事を参考にしてください!
シューゲイザーとは?
まず、シューゲイザーというジャンルの特徴についてお話しします。
シューゲイザーとは、フィードバックノイズやエフェクターを駆使してディストーションサウンドを作り上げたギターがミニマルなリフを繰り返し、ボーカルが囁くような歌声で表現を行うスタイルと言われています。
ポップで甘いメロディー・浮遊感のあるサウンドが特徴のシューゲイザーは、1960年代に流行したサイケデリックのリバイバルであると解釈されることもあるそうです。
シューゲイサーの成り立ち
シューゲイザーというワードが生まれたのは1990年代のイギリスの音楽誌上だと言われています。
イギリスのバンド『MOOSE』のライブに関する記事です。
ボーカルのラッセルイエーツが、曲の歌詞が書かれた歌詞カードをステージの床に貼り付け、それを見ながらライブをしていたところ、その様子が靴を見つめるひと(シューゲイザー)と表現されたことが始まりのようです。
実際のMOOSEの音源はこちら
とても陶酔感・浮遊感のある重厚なサウンドですね!
また、別の解釈では、足元のペダルボードを操作するため、常にそれを見ながら演奏しているアーティストの姿を表現したものだとも言われています。
シューゲイザーの名盤は?
ここでシューゲイザーの歴史において欠かせないアーティストたちを紹介していきます!
My Bloody Valentine
マイブラ(MBV)とも略されるこのアーティストは、シューゲイザーの歴史を語る上で欠かせないアーティストです。
アイルランド出身の彼らは、1984年にダブリンで結成します。
(余談ですがダブリンは僕の大好きな映画『シングストリート』の舞台でもあります笑関連記事もぜひご覧ください!)
1991年に発表されたアルバム『LOVELESS』でシューゲイザーの金字塔を打ち上げ、多くのフォロワーを生みました。
音像を埋め尽くすほどのディストーションサウンドとサイケなメロディが見事に融合しています。
日本でもフジロック’08に出演するなど活躍していたバンドです。
RIDE
1988年イギリスはオックスフォードで結成されたバンド。
5枚のアルバムを発表しており、一貫してシューゲイザーのサウンドを表現しています。
RIDEはシューゲイザーでは隠れてしまいがちなリズム隊の存在感も圧倒的で、ドラム・ベースともに真のある音を鳴らしています!
1996年に方向性の違いから解散してしまいますが、2014年に再結成しています。
SWERVEDRIDER
上二つのバンドと並んでシューゲイザー御三家として讃えられるバンド、スワーヴドライバーです。
ネオサイケデリックに近いゴツくて太いサウンドが大きな特徴です!
この3バンドがシューゲイザーの発展に大きく貢献してきたと言われています!
日本のシューゲイザーバンド
シューゲイザーの歴史について色々学んだところで、ここからは日本のシューゲイザーバンドを紹介していこうと思います!
SUPERCAR
日本のロックシーンの黄金世代と呼ばれる’97の世代の代表的アーティストです!
エレクトロニカやノイジーパンクの側面も持ち合わせていてアルバムによって色々な表情を見せる彼らですが、初期の楽曲はシューゲイザーとしても高い評価を受けています!
きのこ帝国
僕の大好きなバンドであるきのこ帝国もシューゲイザーの要素を持つアーティストです!
アルバムごとにコンセプトが感じられる彼女らですが、一番シューゲイザー色濃いアルバムは1stの『eureka』でしょうか。
きのこ帝国については他記事でも取り上げているのでそちらも合わせてご覧ください!
Luby Sparks
2016年結成で最近注目を集めているルビースパークス。
シューゲイザーと感性の近いドリームポップの一面も掛け合わせ、幻想的な世界観を作り出しています!
羊文学
最近メジャーデビューして勢いのある羊文学。
VO.塩塚モエカの透明感のある歌声が特徴的ですね!
シューゲイザーに影響を受けたサウンドを含んでいるのが見受けられます!
終わりに
いかがでしたか?シューゲイザーについて理解することができたでしょうか?
今回紹介した楽曲を含むプレイリストを公開しますのでぜひ聞いてみてください!apple music
僕自身も調べながらこの記事を書いてとても勉強になりました!
どんどん勉強して詳しくなって楽しい音楽ライフを送りましょう!
では!