車は持っておこう
都市部に暮らしていると、車の必要性を感じないこともあるものです。
しかし、周りの男子と差を付けたいのであれば、賢く車を持つだけで様々なメリットがあります。
より豊かな生活、豊かな人間関係を獲得するための有効なツールなので、この機会に是非検討してみてはいかがでしょうか。
車を持つとどんなメリットがあるのか
私は、車は出来るだけ若いうち、20代のうちに買っておくとよいと考えています。
車を持つと、これまで考えていなかったような趣味が出来たり、コミュニティに参加するチャンスをつかむことが出来ます。
車があれば、時間を気にせずドライブデートに行けたり、ショッピングをしたり、自由に旅行を楽しんだり出来ます。
これらは、若いころに経験することに意味があり、後回しにすることでどんどんあなたの生活が豊かでなくなっていきます。
楽しいことは先取りしていきましょう。
20代なら外国車の中古車を狙おう
一昔前の考え方だと、中古の外国車は信頼性が低く維持コストもかなりかかるものでした。
しかし、近年外国車の市場はかなり変貌しており、もはやそんなステレオタイプな考え方をするのは恥ずかしいくらい。
ではなぜ外国車の中古がおススメなのか、解説していきたいと思います。
理由①丈夫
これは意外かもしれませんが、心理です。
かく言う筆者もドイツ製SUVを150万円ほどで購入し日々使用しております。
外国車、特にアメリカ車や2000年以降のドイツ車は壊れにくいです。
壊れにくいといっても、日本車の壊れないとはわけが違うのでそのあたりも細かく説明していきましょう。
日本車は確かに壊れませんが、走行距離が多くなってくると機関系のトラブルが増えてきます。機関系とは、走行に関わるパーツのことで、故障した場合自走不可になってしまいます。
一方で、ドイツ車やアメ車は機関系が非常に強いです。日本よりも平地が多く走行距離が伸びやすい両国では機関系が壊れたら最悪死にます。
なので、そういった重要な部分は壊れないようになっているのです。
では何が壊れるのか。
消耗パーツです。ブッシュやパッキンなどのパーツのことです。
これらの消耗パーツを適宜交換することで機関系の性能を維持し、トータルで長持ちするように出来ています。
メンテナンスを必要としますが、自走出来なくなったり突然高額な修理代がかかるリスクが低いということです。
理由②ユーザーの質
中古車選びで重要になってくるのが、前のオーナーのメンテナンスの仕方や乗り方です。
外国車の場合、高速道路メインの走行だと非常にコンディションが整いやすく、逆に街乗りメインだった場合は要所要所傷んでくる箇所があります。
「中古でワンオーナー」は、前のオーナーが新車で購入して売却したものですから、信頼性が高いです。
何故なら、前のオーナーはその車を新車で購入する経済力があるからです。さらに、メルセデスベンツやBMWのように一般的に高級車と言われる車はは新車保証で、メンテナンスや修理が無償で受けられるプランに加入している可能性が高いです。
実は、ドイツ車を新車で購入する人の中には、保証期間で乗り換える人が結構な数いて、それが安く出回ることになるのです。メンテナンスもしてあるし、経済力のあるオーナーが所有していた個体なので価値が高いです。
ですから、前オーナーがどんなメンテナンス、乗り方をしていたのかを知る必要があります。店によってはプライバシーの観点からお伝え出来ないと言われることもありますが、そのほとんどの場合店は前オーナーのことを全く把握していないと思ってください。
中古車ディーラーは、業者限定のオークションや差し押さえ品、大手の下取り車を買って転売していることが多いです。ディーラーが自社で買取したものばかりでは無いのです。
日本車よりも前オーナーの質が高い傾向にある外国車は外れ個体が少ないので、おススメできるわけです。
理由③リセールバリュー
中古車を買うときにこれを考えることにどれだけの意味があるかは不明ですが、切っても切り離せない問題だったりもします。
リセールバリューとは、乗らなくなったり、買い替えで今の車を売却する際の買取価格のことです。
150万で買った車が3年乗って100万円くらいでうれたらうれしいですよね?
外国車の価値の変動は、新車からセカンドオーナーにわたる段階で大きく下がりますが、セカンドオーナーからそのあとのオーナーに渡る段階では少しずつ下がっていく傾向があります。
国産車よりも穏やかに値段が下がるので、売るときに10万円しかつかないとか、廃車代がかかるということも稀。
つまり、外国車を中古で購入することは資産になるのです。
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ポルシェボクスター(986型)
いきなりポルシェという感じですが、コスパ最強の外国車です。
他社のオープンカーと異なるのは、オープンボディのために設計されたということ。こういったスタイルを「ロードスター」といいます。
マツダのロードスターも同じです。
ボクスターはボクサーエンジン(水平対向エンジン)を積んだロードスターをもじった造語。座席の後ろにエンジンを積んだミッドシップマウントのスポーツカーです。
デザインはやや古さを感じる物の、走りはポルシェ。911以外で初のヒット車種となった歴史的な意味も持ちます。
実はポルシェはアメリカの保険会社が発表している“故障の少ない車ランキング”でだいたい1位、常に上位に入っているメーカーです。耐久レースで培った技術を市販車にもふんだんに使っているので、非常に壊れにくいです。
私も運転したことがありますが、視界の良さと取り回しの良いサイズで普段使いも全く問題ありません。
なによりも、オープンボディなのでどこを走っていても屋根を開けるだけで楽しいというのが最大のメリット。
スポーツカーながら、10km/Lほどの燃費で、高速道路だともっと走ります。
買うだけで人生が変わる車に間違いありません。
BMW Z4
これも2シーターのオープンカーです。
区分としてはボクスターと同じロードスタータイプ。価格は100万円を切る個体が多数みられるのでボクスターよりも安いです。
軽量なボディと小さめのエンジンなので、消耗パーツの消耗スピードもそこまで早くありません。スタイリングは好みの分かれるところではあると思いますが、割と無難。
BMWらしいハンドルの重さやサイズは絶妙で、BMWが提唱する「駆け抜ける喜び」を最も具現化したモデルだと思います。
ポルシェに比べると壊れやすいので、メンテナンスをしっかりしてくれるところで買うか、メンテナンスする場所を決めて購入するのがおススメです。BMWは専門業者が非常に多いので全国どこでも探せると思います。
メルセデス・ベンツSLK
現行モデルはSLCというネーミングのコンパクトな2シーターオープンカーです。
上記2モデルと異なりハードトップ。閉じているときはクーペボディという使いやすい車です。BMW Z4と同じFRレイアウトなので、荷物があまり積めない欠点はあります。
信頼性は比較的高く、税金もそこまで高くありません。
絶対的なスピードやフィーリングを求めず、とりあえずスタイリッシュな車を探している人におススメです。20代で乗っていても全然嫌味にならないかわいらしいデザインです。
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フィアット500
街中で見かけることも多いイタリアのコンパクトカー。
私も以前乗っていた車で、お気に入りです。
サイズは軽自動車よりも少しだけ幅が広いくらいコンパクト。
エンジンは900㏄ターボと1.2Lの自然吸気エンジン。20km/L近い燃費で街乗りでも燃費が悪くなりにくいので、とても経済的。
国産車と違い、この見た目でもハイオクですがタンクが40Lくらいなのでお金がかかっている感じはしませんでした。
とにかく可愛いので、女子受け抜群。内装もシンプルながらおしゃれなので、テンション上がること間違いなし!
BMW320d
比較的新しいモデルですが、セダンスタイルゆえに値落ちが早く、5、6年落ちで150万円前後からあります。
320dというモデルの「d」はディーゼルエンジンのdで、軽油で走る車です。
ディーゼルエンジンは、トルクが出るため非常に運転しやすく燃費も良いのでおススメです。カタログ値で20km/Lの低燃費。しかも経由は安いのでランニングコストが抑えられます。
乗り心地はBMWらしく爽快。
非常に扱いやすく高速道路でも不自由なく運転できるので、長距離の旅行などにもうってつけ。
私が試乗した320d MスポーツはMスポ専用のハンドルとエアロが装着されたモデルで、サスペンションのセッティングも他のグレードよりもスポーツ走行向け。
乗った印象は「速い!」。燃費も良くてちゃんと5人乗れる車なので、コスパ良いです。
フォルクスワーゲン ビートル
ドイツの大衆車ブランド、フォルクスワーゲンのコンパクトカーです。
フィアット500よりは一回り大きいので、4人乗っても十分な広さとパワーです。
信頼性の高いフォルクスワーゲンなのでメンテナンスは比較的しやすいです。パーツも高額ではありません。
燃費がそこまで良くないのと、荷物があまり乗らないのが難点。デザイン重視な車ですかね。
まとめ
20代で外国車を買うことが決して夢のようなことでは無いということがお判りいただけたかと思います。
車を買わないでもカーシェアやレンタカーで済む時代だからこそ、他の男子と差を付けられます。
また、車があることでアクティブな趣味をもつことも出来ますから、より魅力的な男性になれるかもしれませんね。
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